NOSAIの理念
農業は 緑 土 水 を守り
豊かな食料を供給する産業です
わたくしたちNOSAIは
みずからの知と技を磨き
信頼の絆によって損害の防止と補てんに努め
日本農業の発展と
うるおいのある社会づくりに貢献します
NOSAIの概要
農業経営を守る農業の保険です。
農業共済組合は農業保険法に基づき農業保険制度を実施しています。
農業保険法第1条
農業保険法は、農業経営の安定を図るため、災害その他の不慮の事故によって農業者が受けることのある損失を補塡する共済の事業並びにこれらの事故及び農産物の需給の変動その他の事情によって農業者が受けることのある農業収入の減少に伴う農業経営への影響を緩和する保険の事業を行う農業保険の制度を確立し、もって農業の健全な発展に資することを目的とする。
制度の特色
- ①農業者同士の助け合いであり、国の政策保険です
- 農業者があらかじめ掛金を出し合って共同準備財産を作り、不慮の災害に備えるという農業者の自主的な助け合いを基本としています。相互扶助組織である農業共済組合と国がともに行う災害補償が農業保険制度であり、国の災害対策の基幹として運営されています。
- ②掛金や事務費に大幅な国の負担があります
- 農業者負担の軽減を図るため、共済掛金の一部や農業共済団体の事業運営に必要な経費などを国が負担しています。事業(建物・農機具共済を除く)ごとの国庫負担割合は次のとおりです。
-
農業者
50%国庫
50%農作物共済(水稲)
家畜共済(牛・馬)
果樹共済
園芸施設共済農業者
50~
45% 国庫
50~
55%農作物共済(麦)
農業者
60%国庫
40%家畜共済(豚)
農業者
45%国庫
55%畑作物共済
農業者
50%国庫
50%収入保険
(保険部分)農業者
25%国庫
75%収入保険
(積立部分)
- ③大災害が起きても安心の体制です
- 農業災害は広い地域に及ぶことが多く、大きな被害になると都道府県単位の農業共済組合のみでは補償ができないおそれがあります。組合が負う共済責任の一部を国が担うことで、危険分散を図っています。